尾上神社
 尾上神社拝殿は,もと千手寺あとに,組合立塩飽補習工業学校(明治30年~大正9年)の生徒によって大正5年に建てられました。尾上神社のお祭りには,修理箇所があれば大勢の大工さんが今でもすぐに集まってくると地元の人は話してくれました。
 大きな石の手洗いが今でも各所にあり,「尾上大明神」と刻まれた灯籠は古くて有名だそうです。

 境内には,「尾上座」という芝居小屋がありました。昭和45年頃に取り壊され,今では,北側に地形石を残すだけで,当時の面影を残しているものは地面の傾斜以外何もありません。これは,後ろからでも芝居がよく見えるように工夫したもので,ぶどう棚・回り舞台をもつ芝居小屋は,有名だったそうです。
 昔は,子ども20銭・おとな30銭の木戸銭を払っていたそうです。地面にござを敷き,お酒や巻きずしを持って行って,食べながら見物したそうです。

(参考:「地域から学ぶ本島の歴史と文化」本島小学校昭和57年刊)